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■ Googleアナリティクスのコンバージョンとは?
Googleアナリティクスの「コンバージョン」とは、Webサイトが設定した成果目標を達成することです。
コンバージョンはWebサイトのジャンルによって異なります。
例えば以下のようなものです。
・ECサイトでの商品購入
・Webサイトのフォームから問い合わせや資料請求
・Webサイトのフォームからセミナー等への申し込み
・Webサイトの1人あたりのPV数
上記のようなゴール(目標)をGoogleアナリティクスのコンバージョンとして設定しておくことで、コンバージョン達成状況やユーザーがどのような経路でコンバージョンしたのかを、Googleアナリティクスで計測することができます。成果までの道のりや経緯を計測する事ができれば、成果達成というゴールから逆算してWebサイトを改善する事ができるので、Googleアナリティクスのコンバージョン設定はWebサイト運用では重要な計測設定といえます。
今回は、ユーザーが「どうやってWebサイトの問い合わせフォームに辿り着き、問い合わせ完了(サンクスページ遷移)したのか」を、Googleアナリティクスのコンバージョン設定で計測する方法をご紹介します。
■STEP1 Googleアナリティクスでコンバージョン設定
ビューの目標を選択
Googleアナリティクスの管理画面を開いたら、左下の【管理】をクリックします。
【管理】をクリックすると左から「アカウント」「プロパティ」「ビュー」が列になって出現しますので、「ビュー」列の上から3番目のフラッグのアイコン「目標」をクリックします。
新しい目標を作成
左上の「+新しい目標」ボタンを押して、目標を作成します。
カスタムで作成
テンプレートでの設定も可能ですが、今回はカスタムでコンバージョンの設定をします。
「カスタム」にチェックをして、「続行」をクリックします。
目標の説明
目標の説明を設定します。
❶名前:目標設定の名前を設定します。今回は問い合わせ完了数を目標としていますので、「問い合わせ完了」と設定しますが、任意の名前で大丈夫です。
❷目標スロットID:ここは特に変更はしなくて大丈夫です。
❸タイプ:今回はフォームからの問い合わせ完了をコンバージョンとして設定しますので、一番上の「到達ページ」のラジオボタンにチェックをします。他の目標をコンバージョンに設定する場合はそちらを選択してください。
3つ全て完了すれば「続行」をクリックします。
目標の詳細
最後に目標の詳細を設定します。
❶到達ページ:到達ページは「ここのURLに辿り着いた数を計測したい」という数値になります。今回は「問い合わせ完了」数を目標にしますので、「等しい」はこのままで「/thanks/」を到達ページに入力しました。
❷値(オプション):ここは「オフ」で大丈夫です。
❸目標達成プロセス(オプション):目標達成プロセスの下のボタンをクリックして「オフ」から「オン」に切り替えます。
「オン」に切り替えると下の画像のような画面が出現しますので、コンバージョンまでの導線を意識して1つずつステップに「名前」の欄(任意のページ名)、「スクリーン/ページ」の欄(URL)を入力していきましょう。
ステップが足りない場合は「別のステップを追加」ボタンを押すと項目が追加されます。
3つ全て完了すれば一番下の「保存」をクリックします。
保存が完了すれば上記の画像のように目標が設定された事が確認できます。
■STEP2 コンバージョン設定できてるのかを確認する方法
「目標」でコンバージョン設定ができているかを確認するには、Googleアナリティクスのホーム画面の左列にある【コンバージョン】をクリックし、次に「目標」をクリックします。
以下の項目が表示されるので、確認したい項目をクリックしましょう。
・概要
・目標URL
・目標パスの解析
・目標達成プロセス
・ゴールフロー
「概要」ではコンバージョンの計測期間ごと「目標の完了数(コンバージョン数)」や「コンバージョン率」が確認できます。
それ以外の「目標パスの解析」「目標達成プロセス」「ゴールフロー」では、どうやってコンバージョンしたか等の詳細なデータを見る事ができます。
これらはWebサイトのコンバージョン改善をしていくには、とても重要なデータとなります。
<まとめ>
Calmaでは中小企業様や個人事業主様に向けたGoogleアナリティクスの解析やコンバージョン設定のアドバイスもおこなっています。
自社のWebサイトを効果的に運用し、問い合わせや商品購入などを増やしたい方は、お気軽にご相談ください。
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