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■ WordPressのSEO対策No.1プラグイン【All in One SEO】

WordPressの数あるプラグインの中でも、最も需要が多く全世界で利用者も多い『All in One SEO』ですが、このプラグインはワードプレスでホームページを管理するにあたって、コーディング技術やHTMLの知識が無い人でも直感的にSEO対策ができるという事で全世界にシェアが広まり、WordPressのWebサイトがSEOに強いと言われる大きな要因となった有名なプラグインです。
しかし、アップデート前の古い設定方法や、旧バージョンの管理画面の画像のままのブログがWeb上でも数多く存在していて、「自分のAll in One SEOのプラグイン管理画面とは違う」となって初期設定時に困った方も多いのではないでしょうか?
しかも、直近のアップデートでは日本語化の翻訳が間に合っておらず、設定画面が全て英語になっていて、慣れていない人からすると設定が難しくなってしまったようです。。

そこで今回は、英語がわからなくてもプラグインの初期設定ができるように、初心者向けの『All in One SEO』プラグインの2022年1月時点の最新バージョンでの初期設定方法をご紹介させていただきます。

※『All in One SEO』のセキュリティの脆弱性が報告されております。All in One SEOのバージョン4.0.0から4.1.5.2でご利用されている方は、最新バージョンへのアップデートを強くお勧めします。

■STEP1 プラグイン【All in One SEO】インストール

まずはプラグインの新規追加に『All in One SEO』と入力してプラグインをインストールしてください。

インストール完了後に[有効化]をして、[設定]へと進んでください。

セットアップウィザードではなくダッシュボードから初期設定

All in One SEOの設定へと進むとセットアップウィザードが立ち上がりますが、これは無視してダッシュボードに戻るを押して、ダッシュボード画面から設定へと進みます。

■STEP2 検索の外観

ダッシュボードに戻るのですが、ダッシュボードは日本語化されていない現状では初心者には非常にわかりにくいので、ダッシュボードではなく「検索の外観」から設定を始めることをおすすめします。

Global Settings(一般設定)

「検索の外観」を選択すると、初期画面で一般設定から設定を始める事ができます。ややこしいですが、左側のタブの「検索の外観」の上にある「一般設定」とは違うページですので必ず「検索の外観>一般設定」と遷移してください。

❶ Home Page(ホームページ)
グローバル設定ではメタ情報で最も重要なサイトのタイトル、ディスクリプションを設定する事ができます。
固定ページのフロントページのAll in One SEOで設定している場合や、WordPressの設定画面で既に設定している場合はプレビュー画面になっているので、プレビューで問題なければそのままにしておきましょう。

❷ Knowledge Graph(ナレッジグラフ)
ナレッジグラフはGoogleで人名検索した際にウィキペディアであるようなGoogleの検索エンジンの横にランダムで表示される画像付きの検索結果の表示設定となります。
設定としては、個人のブログの場合は『個人(Person)』、会社の場合は『組織(Organization)』を選択して、名前、電話番号、コンタクトタイプの選択、表示される画像のアップロードをしておきましょう。
一番下の地図の設定については有料プランとなりますので、今回は説明を省かせていただきます。

Content Types(コンテンツタイプ)

「コンテンツタイプ」タブを選択すると、固定ページや投稿ページなどSEO設定ができます。ここは初期状態でOKですので、そのままにしておきましょう。

Taxonomies(タクソノミー)

次に「タクソノミー」タブを選択します。タクソノミーの設定ではカテゴリーやタグのSEO設定ができます。
カテゴリーを「検索結果に表示:はい」に、タグを「検索結果に表示:いいえ」にして変更を保存しておきましょう。

Image SEO(メディア)

次に、「メディア」タブを選択すると、画像添付ファイルのSEO設定ができます。
ワードプレスでは画像をアップロードする度に画像ファイル毎のURLが生成されるので、画像ファイルだけを表示したページが存在します。その画像だけのページを検索エンジンに登録してもSEO的に悪影響しかないので、「無効」そして「検索結果に表示:いいえ」としておきましょう。

Archives(アーカイブ)

次に、「アーカイブ設定」タブを選択すると、アーカイブページのSEO設定ができます。アーカイブページも画像ファイルと同様に中身の無いページとなりますので、すべて検索結果に表示を「いいえ」に設定しておきましょう。

以上で基本の設定は完了です。
設定が完了すれば左下の『Save Changes』を押して設定を完了する事を忘れないようにしましょう。

■STEP 3 一般設定

次はAll in One SEOの一般設定からGoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールといった、ウェブマスターツールの連携を設定していきます。

Webmaster Tools(ウェブマスターツール)

一般設定の初期設定では「一般設定」になっておりますので、タブを「ウェブマスターツール」へ切り替えて設定をしていきます。

今回は初心者向け設定ですので、設定するのは「Googleアナリティクス」と「Googleサーチコンソール」のみとなります。

※以下ではGoogleアナリティクス、Googleサーチコンソールの設定が完了している前提となります。

Google Analytics設定

Googleアナリティクスの設定はロゴの書いているボタンを押すと「Monsterinsights」のプラグインを強制的にインストールさせられますので、ここは無視して下の「Miscellaneous Verification(雑多な検証)」という所にGoogle Analyticsの管理画面からコピーしてきたトラッキングコードを貼り付けます。
以上でGoogle Analyticsの連携設定は完了です。

 

正しく設定されているかはアナリティクス画面で確認するようにしましょう。
トラッキングコードが重複していたり、うまくコピペできていないと二重計測や計測エラーとなる原因となるので、設定後はデベロッパーツール等で再確認するようにしてください。

Google Search Console設定

Googleサーチコンソールの連携設定は別のプラグインのインストールを強制される事も無いので、そのまま設定しましょう。
サーチコンソールの設定画面からHTMLタグのメタタグをコピーして『All in One SEO』のウェブマスターツールタブからサーチコンソールのロゴマークボタンを押すと「Google検証コード」を入力する窓が出てきますので、そこにコピペしましょう。

コピペをしたらそのまま保存したいところですが、「Google検証コード」にタグ部分は不要ですので、コードの文字列以前の「<meta name=”google-site-verification” content=”」と、文字列の後ろの「” />」を削除して文字列のみを入力して保存しましょう。

■STEP4 XMLサイトマップの登録

Google サーチコンソールの登録が終わったら、All in One SEOのサイトマップ機能を利用して、XMLサイトマップを登録しましょう。
XMLサイトマップ機能では固定ページ・投稿ページを作成・更新するたびに自動で最新のXMLサイトマップを生成してくれます。これにより、検索エンジンにWebサイトのコンテンツの状態をタイムリーに通知することができます。

サイトマップ設定方法

サイトマップの設定画面では「General Sitemap(一般的なサイトマップ)」のみ設定していきます。

❶については「有効化」にしましょう。

❷は「全投稿タイプを含める」のチェックを外して「添付ファイル」のチェックを外しましょう。

❸は「全タクソノミーを含める」のチェックを外して「タグ」のチェックを外しましょう

❹については一番上の「高度な設定」を有効化して、一番下の「画像を除外」を「はい」にしておきましょう。

設定が完了すれば左下の『変更を保存』してください。
設定ができているか確認する為には、「「http(s)://ドメイン/sitemap.xml」にアクセスしてみましょう。
下記のようにサイトマップが表示されればOKです。
(WordPressでの設定後、サーチコンソールでのサイトマップの登録を忘れずにしておきましょう。)

■STEP 5 ソーシャルネットワークの設定

ソーシャルネットワークの設定ではFacebookとTwitterの設定方法のみご紹介します。

ソーシャルネットワーク>Facebook設定方法

Facebookシェア時のOGP設定です。
こちらの設定をしておく事で、サイトシェア時のサムネイル画像が表示されます。

❶オープングラフマークアップ:「有効化」

❷デフォルトの投稿画像ソース:「アイキャッチ画像」

❸デフォルト投稿Facebook画像:「イメージをアップロード・選択」から任意の画像を選択

設定が完了すれば左下の『変更を保存』してください。
設定ができているか確認する為には、Facebookのデバッガーでチェックしてみましょう。

https://developers.facebook.com/tools/debug/

 

ソーシャルネットワーク>Twitter設定方法

次にTwitterシェア時のOGP設定です。
Facebook同様にこちらの設定をしておく事で、サイトシェア時のサムネイル画像が表示されます。

❶Twitterカード有効化:「有効化」

❷カードタイプのデフォルト:「大きな画像で要約」

❸デフォルトの投稿画像ソース:「アイキャッチ画像」

❹デフォルト投稿Facebook画像:「イメージをアップロード・選択」から任意の画像を選択

設定が完了すれば左下の『変更を保存』してください。





<まとめ>

『All in One SEO』は設定がとても簡単にできるので、Webサイト制作に慣れていない人やアフィリエイトなどでWordPressブログを運用したい人にとっては必須のプラグインといえます。
上級者になると今回説明できていない箇所や有料プランなどの使い方も覚えてみるのも良いと思います。

 


Calma(カルマ)は、枚方市を活動拠点に、主に中小企業や個人事業主をクライアントにしており、様々な業種のクライアントのWebコンサルタントとして企業や事業主のビジネスのIT化、DX化推進のお手伝いをさせていただいております。
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