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■ SEO対策について

SEO対策はSearch Engine Optimaization(検索エンジン最適化)のそれぞれの頭文字をとった略称で、Web制作の業界では必須のマーケティング施策として、インターネット創世記から用いられてきています。
検索エンジン(以下Google)側も最新の技術を用いて、専門のエンジニアが常にアップデートを繰り返し、Googleを使うユーザーに、良いコンテンツを提供しようと考えておりますし、コンテンツ制作者側も、1人でも多くのユーザーに作ったコンテンツがリーチ(届ける)させる事を念頭に置いたあらゆる対策をしています。
SEOはWebサイトを他と比較する一つの基準としてはとてもわかりやすい指標となりますので、Webサイトでのマーケティングや成果を出すための大きな施策となっております。

■ SEO対策情報の煩雑化

インターネット上に大量に情報が溢れている現代では、常に最新の正確な情報を仕入れておく事は必須条件と言えますが、特にSEO対策に関しては、お伝えしたようにSEOのアルゴリズムは常にアップデートが行われており、過去に成果の出ていたSEO施策でも、現在ではペナルティ対象になってしまっていたり、効果のあると思っていた施策が、Googleより効果の無い事が発表されてしまったりする事がありますので、常に情報のアップデートをして、最新情報を仕入れておく事でより良い施策を行えます。
また、間違った情報や古いままの情報も多数Web上に残ってしまっており、それを間違えたまま認識してしまい、非効果的なSEO対策に費用を払ってしまうケースも多くみられます。
例えば、「大量の被リンクがあれば上位に表示される」や「ドメイン年数がSEOに効果がある」や「メタキーワードの設定をした方が良い」といった数年前にSEO対策として有効と言われていた施策は、Google公式の発表もあり現在では完全に否定されています。
今回のコラムでは2021年11月時点での最新のSEO対策情報と、今までWeb制作/WebマーケターとしてのSEO対策の実績を基に、SEO対策として効果的な要素を7つご紹介させていただきます。


■ SEO対策に必要な要素

1.アクセス数

そもそも人気のあるWebサイトなのか、ここを忘れてはいけません。
どれだけいろんなSEO対策をして、どれだけ良質なコンテンツを作ったとしても、誰もみていないコンテンツ、フォントが小さくて見難いコンテンツ、構成が分かりにくいコンテンツではユーザーがサイトに訪れてくれませんし、そんなサイトの順位をGoogleが無闇に上げることはありません。
ユーザー需要のある「有用なコンテンツ」を作る事を心がけましょう。

2.ページボリューム・コンテンツボリューム

情報量が少ないサイト、ページの評価は上がりにくいです。
過去にクライアントからのご依頼で「LPのオーガニック検索順位を上げて欲しい」というご依頼をいただきましたが、情報を持っておらず、調べた結果としてSEOに上位表示させる方法はどれも信用性に欠ける情報しか出てきませんでしたので、事情を説明しお断りさせていただきました。
実際に1ページ構成で作られているLPをオーガニック検索上位で見かけることはほぼありませんし、仮にそういったサイトが上位に来ているようであれば競合他社が狙っていないキーワードと考えられます。
とはいえ、100ページや200ページあれば良いという事ではなく、「有用なコンテンツ」を意識しながらコンテンツを作ることを心がけましょう。

3.更新

インターネットは情報のスピードがとても速いですが、その分信頼性に欠ける情報が出回るケースも多く見られます。

そういった間違った情報はアクセス数が増えないので自然と検索順位が伸びないのですが、状況の変化に対応していない古いコンテンツも同様に検索順位を下げる事になります。

ただし、情報がいくら古くてもユーザーからの評価が高い「有用なコンテンツ」は、例え更新が無くとも検索上位に表示され続けます。

サイトを制作した初期や、検索順位が上位表示されていない期間は、特にキーワードを意識した更新をすることをおすすめします。

 

4.アクセシビリティ

アクセシビリティとはWebサービスの世界においては「情報やサービスへのアクセスのしやすさ」という意味合いで使われる言葉です。
WebサイトのHTMLのコードを見やすく、正確なマークアップを行う事で、検索エンジンのクローラーが正しくWebサイトを認識・解釈できるようになります。
正しいマークアップができていないサイトはユーザーにとって有用ではないコンテンツだと認識されてしまうので、正しいマークアップによる実装を心がけましょう。

また、HTMLチェッカーというサイトの構文チェックができるツールもありますので、実装する際にはチェックしながら制作をする事をおすすめします。

5.メタ情報

タイトルタグやディスクリプションタグといったいわゆるmetaタグですが、このタグの主な役割としては検索エンジンやブラウザに対して「このサイトはこうゆうサイトですよ」という情報を提供する役割を持っています。
検索結果以外でユーザーの目に触れる機会は非常に少ない箇所ですが、SEO対策においては非常に重要な要素となっております。
タイトルタグとディスクリプションタグの適切な文字数については様々な情報が溢れていて、どれが正解かよくわからなくなっていますが、細かい文字数は誤差レベルなのでそこまで厳密にこだわらなくても良いと思います。
タイトルタグは「30文字程度」、ディスクリプションタグは「120〜140文字程度で、重要なキーワード文言は80文字以内の箇所に入れる」というのが最も効果的と考えられていますので、そこから大きく逸脱しないように設定する事が重要となっております。

6.被リンク、外部リンク、内部リンク

Googleの過去のアルゴリズムアップデート履歴からもわかるように、リンク設定についてはとても重要視している事がわかります。
古い施策では、被リンク用のWebサイトを運用し、大量の被リンクを設定するようなSEO業者も存在していましたが、アルゴリズムのアップデートにより、有用なWebサイト以外からの被リンクは効果的ではなくなりました。
反対に、現在では有用なWebサイトからの被リンクがあると、サイトの評価にも非常に効果的だと言えます。
つまり、被リンクに関しては被リンク数ではなく、「どんなサイトから紹介されているか」が重要になります。
また、外部リンクをサイト内に貼る場合にも外部リンク先のURLが切れていないか、リンク先の記事が削除されていないか等もチェックする必要があります。
内部リンクも同様にリンク切れやURL間違い等が起こらないように制作/運用の際はチェックしておきましょう。

6.表示速度

Googleは2018年に公式にて、ページの読み込み速度をモバイル検索のランキング要素に使用する事をアナウンスしました。
ここで勘違いをしてはいけないのは、ページの表示が速ければ速いほど上位に表示する訳ではなく、「ページ表示速度の遅いサイトの評価を下げる」という事です。
ユーザーにストレスを与えるような、明らかに表示速度の遅いページを見つけ、画像やコードファイルの軽量化や不要ファイルの削除を適切に実施し、

表示速度を改善する事が重要な施策と言えます。

<まとめ>

SEO対策はWebサイトの認知を増やすにはとても大事な要素です。
ですが、そればかりに気を奪われてしまうのは良いとは言えません。
特にビッグキーワードを狙って、毎月毎月SEO業者に莫大なお金を払うのは、Webマーケティングの本質とは外れていると言えます。
Webサイトの役割には全て違いがあり、画一的にすべきではないと考えております。
「必ず1ページ目に表示させます」というようなSEO業者からの営業電話に乗せられて、高額な費用を払ってしまう事が効果的な施策とは言えません。
Webサイトにとって最も大事なのは「有用なコンテンツを作る」こと、つまり、「必要とされる人に、必要な情報を届ける」事です。

 


Calma(カルマ)は、枚方市を活動拠点に、主に中小企業や個人事業主をクライアントにしており、様々な業種のクライアントのWebコンサルタントとして企業や事業主のビジネスのIT化、DX化推進のお手伝いをさせていただいております。
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