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サイトは公開すれば終わりではありません。
公開された全ページのチェック、SEO対策としてGoogleへのインデックスなど
公開後にもすべき事はたくさんあります。
Webサイトには大きく分けて2段階のフェーズがあり、
1つが公開前の「Webサイト制作」と呼ばれるフェーズ、
公開後の「Webサイト運用」と呼ばれるフェーズです。

制作したWebサイトを「公開」するというのはそのフェーズが切り替わる唯一のタイミングと言えます。
今回のコラムではそのWebサイトを公開した直後にすべき事をいくつかリストアップしましたので参考になればと思います。



1、全ページチェック

公開後は全てのページのURLが正常に遷移するか、
ボタンが正常に配置されているか、外部リンクは切れていないか
スクロールやスライド等の挙動に問題はないかという公開前に入念にしたチェック箇所を
再び見直す必要があります。

公開前のテストアップ段階でどれだけチェックしたからといってチェックを怠ってはいけません。
公開前チェック、公開後チェックの2回に分けたチェックは必須といえます。

チェック体制においてもWeb担当者やWeb制作者に任せっきりにせずに、
複数のチェックを入れる事でより確実なモノになります。


2、Googleサーチコンソールの登録

実はWebサイトというのは公開しただけでGoogleの検索順位にすぐに出てくるようにはなりません。
Googleの検索順位に認知(インデックス)されるには、GoogleサーチコンソールというGoogleの無料サービスを利用して、Googleに「こんなサイトが公開されましたよ」、「どんなサイトか見に来てくださいねー」というリクエストを実行する必要があります。
リクエストをする事でGoogleの検索順位を決めているクローラーと呼ばれるAIプログラムロボットがWebサイトに訪れる事で、GoogleにWebサイトが認知(インデックス)され、世界中に無数にあるWebサイトの中からGoogleの検索アルゴリズムによって順位付けがされていきます。

新しいサイトの公開後はこのGoogleサーチコンソールを使って
サイトURLをGoogleにリクエストしておく事を忘れずに行いましょう。
Googleサーチコンソール内には様々なツールがありますが、
Webサイト公開後に必ずしないといけないのは2つです。

1つ目が「URL検査」

 

2つ目が「サイトマップの送信」です。

どちらもカンタンにできるので公開後は忘れずに実施しておきましょう。

 

3、外部リンク切れのチェック

これはWebサイトを管理する側ではどうしようもない部分ではありますが、
サイトに訪れたユーザーが遷移した先のWebサイトが既に閉鎖や削除されていて404エラーが出ていたり、
リダイレクトされて意図した遷移先に飛ばないような事があると、Webサイトとしての信用に関わってきますし、
そんな体験をしてしまったユーザーは再び訪れる確率は限りなく低いと思います。

外部リンクのリンク切れについては「リンクチェッカー」と呼ばれる無料のツールがいくつかありますので、
そういったツールを使い、外部リンク切れを抽出することをおすすめします。
私が実際に使った事のあるリンクチェッカーを2つ、下記に紹介します。


1、Dead-link-checker.com
https://www.dead-link-checker.com/ja/

ブラウザで使える無料のリンクチェッカーです。
検索窓にチェックするサイトのURLを入力して実行するだけのシンプルでわかりやすいツールです。
エラーURLの抽出だけじゃなく、エラーURLが設置されているページのURLまで抽出してくれるので、
とても便利なツールです。

2、Takotubo.jp
https://takotubo.jp/linkbreak_checker.php

こちらもブラウザで使える無料のリンクチェッカーです。
シンプルでわかりやすく、検索履歴も辿れるのは助かりますね。
あと、抽出のスピードはとても速いと思います。

 


上記のツール以外にも様々なリンクチェッカーが世の中にありますが、
どれも機能としてはほぼ同じなので、使いやすいものを使っていただければ良いかと思います。

ただ、リンクチェッカーでは「リダイレクト」は防ぐ事はできません。
こちらについては一つ一つのURLを実際にチェックして、確認する事をおすすめします。

ただ、サイトの運用期間が長くなり、情報量が多くなるとそれも大変になります。
複数のWebサイトを運用している私の立場として言えるのは、
そもそも「消えてしまうような信頼性の低い外部サイトのURLを貼らない」のが
外部リンク切れを防ぐ1番の方法だと思っています。

▼信頼性の低いサイト例

・海外のサイト
・ニュースサイト(Yahooニュース等)の記事リンク
・SNSの投稿記事リンク
・古すぎるサイト
・情報量が少なすぎるサイト
・更新が一切されていないサイト

上記のようなサイトへのリンクを極力避ける事で、外部リンク切れを防ぐ事ができると思います。

 

<まとめ>

サイト公開はWeb制作をしている私たちにとってはとても大きなイベントです。
クライアントと協力しながら作り上げた成果物が世界中に発信されるという事で、
今までにいくつものサイト公開に携わらせていただいた経験がありますが、今でも緊張します。

サイト制作者にとってはサイト公開というのは1つのゴールになる一方で、
クライアントにとってはサイト公開というのはこれから始まるサイト運用の第一歩でありスタート地点となります。

それを踏まえてWebサイト制作者は作って終わりではなく、その後のサイト運用やサイト更新までも見据えたWebサイト制作をする事で、クライアントにとって必要不可欠なモノになると考えています。

 

 



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